読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

虚像を追いかけながら

その先に何もないことだけは分かっている

アイドルとプラベと


マスメディアの中で生きる君たちへ - 虚像を追いかけながら

 
昨日の続き。見返してたらじゃあ私はプラベを見たくないのか?と言われそうだと思って。アイドルのプラベがオフショット、メイキング、雑誌などで語られることってみんな好きだよね。わたしも好きです。そこにマスメディアは未だに介在しているのに真の姿に近づいている気にさせてくれるから。マスメディアというフィルターに囲まれたアイドルが好きな私でも彼らのプラべもそれなりに気になる。好きな人のことはどこまでも知りたいのが人の性であろう。
 
 
みんなマスメディアというフィルターの向こう側の中の人が知りたい。できる限りそのフィルターを薄くしたい。だからアイドルのMVにはメイキング映像が付いていたり有名人がブログをやったり、作家はエッセイを書くし、成功を修めた人は苦労話を語ったり書いたりする。そのことはとても需要があるし金になるから。
 
そして結局みんな雲の上の人々のことを知りたいだけではなくて、自分と同じ世界に存在しているということをどうしても確認したいんだと思う。同じ世界でもしかしたらいつか巡り合えるかもしれないって思えたら楽しいじゃん。もしかしたら自分の目の前にいる存在だったかもしれないって思えたら楽しいじゃん。そうして彼らのプラべを観ようと、少しでも多く情報を得ようとする。お金を払う。

 
雲の上の存在を確固たるものにするためにはプラベを公開する必要はないだろう。特にアイドルという存在、理想像を確立するためにはなおさらだ。でもプラベがあるからこそアイドルは尊い。価値がある。

アイドルにプラベがあるからみんな彼のことを知りたい、知って自分は本当の彼を知っているという気になりたい。オフショットやメイキングのその姿もマスメディアという分厚いフィルター越しで作られているものなのに。

だからたまにでてくる週刊誌やどこかの誰かからの噂、は生々しく、どこまでもリアルであるように感じる。ただ、だからこそ、あの雲の上のアイドルの本当の姿を知った気になれる。

だから楽しい。アイドルの君の本当の姿など存在しているのにないようなものなのにプラベのもう1人の君も理解出来た気になれるから。まるで私だけが知っているような気になれるから。全てを理解している気がするから。


プラベもアイドルで居てほしい願望などおそらくファンにはないと思うのだ。プラベがある事で君があの世界だけで会えるアイドルだと再認識することができる。君のことをさらに理解できる気になる。そしてさらに尊い存在になり得ると思うから。



アイドルの真実の姿をマスメディアは映すことができないからこそ彼らは美しく輝ける。今日も同じ世界に存在することができる。


まとまりがない。なんか矛盾がありそう。でも今自分が思ったことを文字にしたくて。