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虚像を追いかけながら

その先に何もないことだけは分かっている

今更だけど横尾渉くんの歌下手キャラについて(元担として)勝手にいろいろ言いたい


お久しぶりです。3月は個人的なことで色々とあり、岩本照くんに会えることもなく無気力だったので、書く気も起きずにぼーっとしてました。

PV数がえぐくなってるなあ、読者さん増えてるなあ、と思ったら平野紫耀くん関連の記事でした。あの舐め腐った記事を読んでもらえて嬉しいのか正直複雑です。岩本照くんについてももっとちゃんと書こう・・・。


その間でジャニ以外の現場もありましたし、またキングちゃんについても書きたいことはいろいろあったのでネタ尽きたときにでもぼちぼちと。


本題。

3月に京本大我くんが出演なさっていた「スーベニア騒音の歌姫」見てきました。前回の記事で感想はざっくりと記したのですが、元担の横尾渉くんのことを思い出さずにはいられなかった。

「スーベニア」はざっくり言うと歌が絶望的に下手なオバさんが歌が下手な歌手として成功する話であった。そしてこの話はアメリカの実話なのだ。

オバさんは横尾渉くんよりも圧倒的に歌が下手である。そして自分でも自覚のないものだった。それでもオバさんは歌がとても好きであったし、自分が歌が下手などと疑いもしなかった。周りの人々に「音程が違う。音程ってわかる?」と言われても自分は自分の感じるままに歌っているから上手に決まっている、ということを主張した。ひどい歌ではあったが音楽を感じるままに歌うことの何がいけないのだろうか。歌が上手いってなんだろう、とまで感じてしまった。

彼女のコンサート中に観客が笑い転げようが、笑い泣きすぎて席を外しても自分の歌に感動しているのだ、と信じ続けた彼女の強さ。(?)レコードも出したらしい。とても売れたみたいです。当時は世界大戦最中であったこともあり、アメリカの人々のエンターテインメントとして作用した結果なのだと思う。そう、ある意味で彼女は立派に歌手として、エンターテイナーとして成功したのだ。


私が思うに中居正広はこのように歌が上手い、下手だ、ということではなくある意味でのエンターテイナーとしての横尾渉くんに期待していて、その才能をオバさんのように爆発させることができると思ってあの売り方をしたのだと思う。


歌下手というポジションになる前の横尾渉くんは確かに下手だったがあのオバさんのように輝いていた。歌が下手であると言われてもいつでも自らの最善を尽くして歌い続けていたあの姿は。多くのファンに愛されていた。


藤ヶ谷太輔くんが横尾渉くんとカラオケによく行くのも頷ける話なのだ。彼は一生懸命音を自分なりに感じながら自分の声で伝えようと、楽しそうに歌う。その姿はメンバーから見ても元気をもらえるものだったと思う。なんであんなのがデビューするんだと思った輩も多くいたとは思う。しかし藤ヶ谷太輔くんは横尾渉くんの歌の力を感じていたからこそ「UTAGE!」で”横フェスをやりたい”と言って実現させたのだと思う。


でも横尾渉くんはオバさんほど音痴じゃなかったし、それなりにリズム感もあったし、音程もわかっていた。


世の中微妙な物ほど怖い。微妙に歌が歌えた横尾渉くんはシングルでのソロパートなどをもらうことにより歌のスキルが上がってしまった。自分の音の外れた歌がこんなにはやしたてられるものだと、金の生まれるものだと気づいてしまった。だが歌のスキルは歌うほどに上がっていってしまう、故に彼は彼の歌が下手というポジションに甘んじる、歌の下手さを守るようにになった。


歌の下手な人が「わたしは下手だ」と自覚しながら歌う歌ほど聞きたくないものはない。それがビジネスであるのならなおさらだ。



ファンは歌が下手な横尾渉が好きなのではなく歌が下手でも懸命に歌わなければならないアイドルとして頑張る横尾渉が好きなのである。(歌が下手であるという観点から見ると)


だから横尾渉くんの歌が下手であるというキャラは世間からの冷ややかな目もあり、ファンも多少離れ、爆発することなく終わってしまった。

と私は思う。要は横尾渉くんはあのオバさんのようにはなれなかったのだ。


というか元担として言うと横尾渉くんにキャラ付けしようとするのが頭おかしい。横尾渉くんは自分を演じずに究極的に一般人なのにアイドルをしているという点が最高に萌える、推せる、愛すべきポイントだと思う。

もちろんそれだけでは横尾渉くんはあの業界を乗り切れないだろう。逆に歌下手で世に出て名を知られたからこそ仕事が依頼された節も多いと思う。ただしファン、ヲタクとしては無念極まりない。

横尾渉くんの歌下手キャラなんて誰が望むんだ。アイドルからビジネス臭なんて感じたくねえクソくらえだ。



ここまで書き連ねて思ったのは「横尾渉くんに歌下手キャラをして欲しくない」なんていうのはクソみたいなヲタクのエゴだなあと。歌下手キャラをしている横尾渉くんも確かに横尾渉くんだし、歌下手キャラじゃない横尾渉くんも確かに横尾渉くんなのだから。横尾渉くんはあの場所でたしかに頑張っているのだから。


最近久しぶりに見た横尾渉くんはバラエティーでとても活躍なさっていて、すっかりテレビに馴染んでいました。これでよかったんだよね、きっと。もっともっと活躍することができますように。横尾渉くんが笑顔でいることのできる世界でありますように。






私の担当歴が
岩本照
という歌下手達なのはおそらくアイドルにとって歌が下手という致命傷を負いながらもアイドルをしている人が好きなのだと思うんだきっときっと。